先輩メッセージ佐伯さつき会で働く先輩に
一番大切なこと、聞いてみました!

すこやかな毎日の
調整役として

生活相談員2019年入職

ご本人、ご家族の本音を聴ける
貴重な経験の毎日

私はこれまで過去に8年間グループホーム、特別養護老人ホームにおいて介護職として勤めてきました。
介護職として、ご利用者とお話をしたり、一人一人の生活のお手伝いができることは非常に楽しくやりがいがあるものでした。
一方で、施設では叶えることができない要望を頂くことも多くありましたが、満足して頂けるほどお応えできたことは少なかったと感じます。
介護をする日々の多忙な私の合間では、入居者の方からの相談に十分な時間をとることができず、葛藤の日々を送っていました。このため「相談援助」という接し方ができる社会福祉士の資格を取得し、生活相談員に従事しました。
現在は、介護支援専門員の資格も取得し、生活相談員および施設ケアマネージャーとして働いています。
四季が丘せせらぎ園では、特別養護老人ホームと短期入所生活介護事業所(ショートステイ)を担い、毎日多岐に及ぶ業務や多くの依頼に対応しています。介護職とは異なる業務となり、最初はなれないことばかりで困惑することも多々ありましたが、直接ご本人やご家族のお話を聴くことは貴重な経験だと感じます。

  • 在宅サービスから入所サービスまでご本人やご家族の依頼を形にすべく、各職種と連携します。

    ショートステイでは、居宅介護支援事業所の介護支援専門員からの利用の依頼により、ご本人、または、ご家族のご自宅を訪問します。そして、各サービス担当者が集う担当者会議にてご本人、ご家族の意向や細かい注意点について確認します。サービス利用開始および終了時には送迎も行います。
    特別養護老人ホームでは、入所前の相談から、入所検討会議への出席、入所の契約手続きを経て、入所までの受け入れの準備をすることが最初の業務になります。入所後は、施設ケアマネージャーとしてご利用者の状態を把握し、必要に応じて各職種と連携を図り、サービスの働きかけを行います。また当園では、ご利用者が人生の最期を迎えられるに当たり看取り介護も行なっています。このように、特養においては、ご利用者が入所される前から退所後まで関わらせて頂くため、契約の時点で家族の不安を払拭できるようしっかり説明することを心がけています。また、ご家族に入所中のご利用者の様子をこまめに報告して安心して頂くことも重要な役割だと思っています。よく突き当たる問題点として、園でできる部分と、家族からできるだろうと期待されている部分が噛み合わない時に難しさを感じます。そういう場合には、ご家族にきちんと相談し、ご家族がどこまで望むのか把握して、丁寧且つ明確に調整を取って対応していくことが求められます。
    生活相談員職は、認知症や疾患に関する知識を身に付けること、介護保険関係の事務処理に慣れること、そして、園のサービスに関する説明ができること(利用料金の説明、居室の特徴、医療との連携に関すること等)はもとより、ご利用者の幸せや快適な暮らしの支援や、ご家族の要望、不安の解消のための相談業務は、生活相談員として最もやりがいがある部分だと思っています。

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